2019佐岡プロジェクト全体会議3

2019年6月19日(水)
2019年度『佐岡プロジェクト全体会議』第3回目が執り行われました。
*高知県立大学 神原先生
『「ここに避難」から「ここで生活」を考えるための空間地図情報』
去年は『里山におけるプライマリヘルスケアの可視化と地図化』についてお話いただき、災害時の災害医療や災害看護、セルフケアなどが受けられる環境づくりの大切さについてお話いただきました。
お話いただいて一ヶ月も経たない去年7月6日、集中豪雨で岡山県倉敷市真備町で水害が起こりました。。
ニュースでも取り上げられていましたが、災害前に作成されていたハザードマップ通りの浸水だったこと、浸水を防ぐために工事は着工されていたが堤防はまだ完成していなかったことくらいしか知りませんでした。
真備町には神原先生のご実家があり、浸水が起こった時は海外出張から帰国し高知に帰る前にご実家に立ち寄っておられたそうです。
ご自身が被災者になり、被災地での体験も踏まえ貴重なお話をしていただきました。
「ここで生活」出来るかどうかの情報を、リストでなく地図に落とし込んだ情報として被災者の方に伝わるようWebなどを利用し発信していくシステムが必要なのではないかとおっしゃられていました。
次回の『佐岡プロジェクト全体会議』は7月24日(水)の予定です。