大学の寄付者銘板が完成

2009年5月28日
大学が公立になったことを記念して、大学設立時に寄付を頂いた、企業、団体、個人の方々の御芳名を記した、銘板を作成することになり、重山先生と研究室のメンバーがデザインを行いました。

設置場所は、大学の講堂のロビーです。

土佐和紙の上に厚さ8mmのアクリル板を被せ、カッティングシートで文字が載せてあります。

和紙は、レンガに負けない素材感の強いものを2種類選びました。

高知は、日本三大和紙生産地の1つなのです。

レンガに穴を開けて、金具で和紙とアクリル板を固定してあります。

荒々しいイギリスレンガなので、うまく穴が空くのかどうか、また、荷重に耐えられるのかどうか検討が必要でしたが、あらかじめ目立たない場所で試験施工をしてみたところ、特に問題ないことが分かりました。

取り付け工事は、まずレーザーで水平を出す機械を使って、墨出しします。

ドリルで穴を開けて….

金具を取り付けます。

和紙を取り付け、

照明を取り付けて、完成です。

デザインに際しては、景観デザイン研究室の学生も参加しました。上の画像は学生が作成した、シミュレーションです。

模型も作成しました。
(表示されている氏名は、出鱈目につくりあげたものです(^^;) )

5月23日に行われた式典で、お披露目が行われました。

大勢の方に、見て頂きました。