里山工学1 現地見学

2019年5月8日(水)
『里山工学1』佐岡にて現地見学が行われました。
修士1年生、佐岡プロジェクトの皆さんが参加されました。

道端に生えている有用植物を採取したり試食したりしながら古民家までを散策。
有用植物のノカンゾウ(野萱草)の根元の白い部分は食べられるということで試食。
食感は長ネギの白い部分、キャベツのような甘い味でした。
【注】植物の中には、有用植物に似ている有毒植物があります。口にすると死に至ったり、触っただけで痒くなったり爛れたりする場合もあります。必ず知識がある方の指示のもと採取してください。

(パノラマ画像→スクロール)
古民家横の敷地にある『金嶺神社(仮社殿)』の前で渡辺先生から仮社殿ができた経緯などのお話を伺いました。
仮社殿の前には『温湿度計』が設置されており、こちらは赤塚先生から環境測定についてお話を伺いました。

次に、『金嶺神社(本殿)』まで登ります。
鳥居までは整備されていない山道を登っていきます。鳥居をくぐると急勾配の石段があり、上まで登ると動悸息切れで倒れそうなほどキツイです(笑)


(上:本社殿があった場所、下:可動式『山車社殿』)
『金嶺神社(本社殿)』を移動しないといけなかった経緯や、今後元の位置に戻す時に起こり得る危険事態など、渡辺先生からお話を伺いました。

帰りの急勾配の石段は転びそうでとても怖かったです。
こちらの石段が「男坂」で、横にはゆるやかな山道「女坂」もあります。

次に、2019年1月に落成式を行なった『古民家(母屋)』について吉田先生からお話を伺いました。
今後、母屋周辺とトイレの整備を行なっていく予定です。

古民家の脇道を挟んで少し上がったところに環境測定を行うため『東屋』が設置されていました。
こちらの東屋は屋根の傾きを軽々と可動させることができる構造になっているそうです。

(パノラマ画像→スクロール)
こちらが東屋からの眺めです。絶景!!!
各研究の詳細は、『里山プロジェクト』HPに掲載されています。
次回の『里山工学1』は、修士1年生が課題設定しプレゼンテーションを行います。
現地見学に行かれた皆さん、お疲れ様でした。