構造の力学1

構造の力学1の授業の様子

構造の力学1では建築や土木構造にかかわる力学の基礎を学びます。


授業は講義形式で行います。講義を始める前に、まずは前回の授業で出題された課題の解答説明から始まります。次に、その日の講義となり、最後に講義内容に対応した課題の演習となります。

前回の課題の解説と講義

授業の初めに、前回の課題の解説があります。課題は宿題として全員が解答していますが、解説を聞くことでより理解が深まります。
解説の後、その日の講義に移ります。ちゃんと予習してこないと、その場で講義を聞いただけでは理解が難しいかもしれません。


演習課題(その1)

講義の内容の理解ができているか確認するために、毎回、課題が出題されます。授業中に時間を取って、課題の演習を行います。
授業を聞いただけで理解するのはなかなか難しいので、課題を解くのも大変です。


演習課題(その2)

課題に取り組んでいる間、教師が教室を回ります。理解できていない学生や理解が難しい学生は個別に質問をして、理解を深めます。


演習課題(その3)

高知工科大学では、TAと呼ばれる修士の学生が授業の進行を手伝います。解き方が分からない学生は教師だけではなく、TAに解き方や考え方を教えてもらうこともできます。


演習課題(その4)

無事解答できた学生は、TAに答えのチェックをしてもらいます。間違えていたらやり直しです。授業時間中に解答できなかった場合は宿題となります。期限までに解答を提出しなければなりません。授業以外の時間でも教師やTAに考え方や解き方を質問することができます。このような授業の繰り返しで、建築や土木の構造検討で必要となる基礎的な技術が身に付きます。