測量実習

今日の測量実習は設置測量

測点に向かう

班ごとに担当する測点に向かいます。測点は、くじ引きで決まるのですが、場所によって難易度が違います。

トランシット

測量実習で最も使う測量機器は、トランシットです。水平方向と鉛直方向の角度を計ることが出来ます。精度よく計るには、セッティングが最も重要です。そのセッティングは、ちょっとしたコツが必要で、慣れるまでに時間がかかります。


トランシットをセッティング

セッティングは、測量の精度に大きな影響を与えてしまいます。落ち着いて、慎重に作業します。

測点にトランシットを向けます

トランシットをセッティングしたら、目標物である測点に望遠鏡を向けます。目標の測点には、ポール係の人がポールを設置して構えてくれています。


ポール係も慎重に

ポールは、垂直になるように立てて置かなければなりません。ポールも水準器を使って慎重に立てます。

雨の中の測量

測量実習中、雨が降ってくることもあります。苦労して測量機器をセッティングしたので、せめてそのポイントでの測量は、雨が降ってきてもやり切りたいものです。そんな時は傘をさして機材を濡らさないように慎重に測量します。


雨が止まない…

ノートもビショビショになりました。

蚊に結構やられます

雨だけでなく、蚊にも邪魔されてしまいます。夏場の測量は、暑さと蚊との戦いです。


測量結果のメモを取りながら進めて行きます

記録のミスは、修正の仕様がありません。大きな声で記録係に伝えます。

身振りを交えて大きな声で

測点の間は離れているので、相手に分かりやすく伝えるために、大きな身振りと声は必須です。


測量計算はその場で

ある程度、結果が出てきたら、その場で測量計算。問題を早期に発見することが重要です。

手際よく再測量

問題が見つかれば再測量。再測量はがっかりするものですが、ここでの気合いが重要です。


教室での内業

測量が終わったら教室で本格的に計算結果を吟味します。

レポート作成

問題なければレポート作成。いよいよラストパートです。もう外は真っ暗。


先生によるチェック

レポートは、先生に見てもらいます。先生に問題を指摘されて再測量になることもあります。ここで再測量にならないように皆で祈ります。
遅い班は、20時を過ぎることもあるようです。