景観デザイン

屋外空間を美しく居心地よくデザインする方法を学びます


最初の講義で、いきなりスケッチの描き方を学びます。最初は「牛乳パックを2点透視で描く」演習です。デザインするときに、下手でもいいからスケッチを描くことは大切です。「カタコトのスケッチ」と呼んでいます。牛乳パックを描けるようになると、建物でも何でも描けるようになるんです。

手描きでまっすぐに線を引く方法

線を引いている最中に、目線を何処に置くかが大事なんです。

牛乳パックの次は、大学の中庭です

中庭の写真をホワイトボードに投影して、その上からスケッチを書き足していきます。


学生は、トレーシングペーパーを使います

大学の中庭の写真にトレーシングペーパーを重ねて、その上からスケッチを描きます。

中庭も2点透視

牛乳パックも中庭も、2点透視の基本は同じ何です。木を植えたり、ベンチを置いたりして、中庭のデザインを自由に考えながらスケッチします。


最後の課題は、大学の食堂の横の空き地のデザインです

食堂のとなりに、広々とした空き地があるので、そこを作り替えて屋外のテラス席をデザインします。

模型も作ります

スケッチも大事ですが、模型も大事です。上の写真のやや色が白い部分が設計範囲で、その部分の模型を作ります。その周囲は先輩が作った現況の模型です。設計範囲だけを取り外しできるので、学生が作った模型をそこに当てはめることが出来ます。


先輩の作品を見学

先輩の残した作品をじっくりと見学して勉強します。先輩より遠く、より高いところを目指して。


ディスカッション

模型やスケッチ、図面を見ながら、ああでもない、こうでもない、その時間が一番楽しいのです。

スケッチブック

色々なアイデアをたくさん描くのです。


成果品

デザインした成果品は、A2サイズ(60x42cm)の紙に、図面、スケッチ、模型写真、説明文などを綺麗にレイアウトして提出します。


講評

作品に個別にコメントします。

成績発表

みなさん、お疲れさまでした。