建築スタジオ演習

建築スタジオ演習は3年生の講義です。主に3つのスタジオに分かれています。学生は3つのスタジオに所属し、スタジオごとに多様な面から建築設計にアプローチし、建築設計への理解を深めます。社会で活躍していr建築意匠設計者や建築構造設計者などの意見に身近に触れる機会です。


講評会前にずらりと並んだ模型たち。講評会前のチェックの状況です。

「いまあるもの」を「違うもの」へ

作品例 倉庫を老人福祉施設へ再生する

現在機能を失ってしまった(もしくは近未来に機能を失ってしまうであろう)建築物・構築物を探して、「いまあるもの」に新しい機能を与えて「違うもの」へ再生することを考えます。単に目新しさだけに訴えるのではなく、「いまあるもの」に残された(もしくは新たに発生した)ポテンシャルをどうのように活用するのかを考える課題です。


「体育館のような大空間を木造で実現するには」

構造設計者による木造大規模空間の構造設計のスタジオです。木造で大空間の力の流れを考えながら、色々なアイデアを提案する。提案したフレームに基づき模型を作って見ます。
講評会では重量をかけながら、試験を行います。単なるコンテストではなく、どのようにして崩壊に至るか予想します。


試験の様子

設計者は自らの模型に重りをおきます。自信のあるところから載せて行くのが見所です。
徐々にたわんで壊れるものもあれば、一気に壊れるものもあります。