橋脚は、昔ながらの形ですね。現在では橋脚はマッシブな小判型に定められていますが、かつてはコンクリートを節約するために(型枠大工の手間賃よりもコンクリートの材料費が高かった)このような橋脚が普通でした。

美名瀬橋と旧東洋紡績赤レンガ倉庫

1933

愛媛県八幡浜市

1998年(平成10年)に、改修されたということなのですが、その時の改修の跡でしょうか、コンクリート洗い出し仕上げの高欄に、継ぎ接ぎの跡があります(^^;)

この橋は、背景に赤レンガ倉庫が見えるように、下流側から眺めるというのが良いはずなのですが、そうすると橋桁に添加された配管が丸見えになってしまい、ちょっと残念です。

上流の赤レンガ倉庫側から見ると、配管がないので、すっきりしてきれいですね。

美名瀬橋

構造:RC造

施工:安藤松治

竣工:1933年(昭和8年)


旧東洋紡績赤レンガ倉庫

(現 八興産業製材倉庫)

構造:煉瓦造平屋建

竣工:1919〜1926年頃(大正8〜15年頃)

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三瓶隧道

1917



 

国鉄第二夫婦岩橋

1945

 

千賀居隧道

1905

 

明治橋

1930

 

美名瀬橋と旧東洋紡績赤レンガ倉庫

1933

 

旧川之石浦庄屋二宮家住宅石塀

江戸期

 

赤ヒゲ橋

明治期

 

八幡浜第一防空壕

1941

 

宮内川青石護岸

昭和初期