防災システム計画 |
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防災システム計画の授業の様子
防災システム計画では主に地震に対する備えについて、ハードとソフト両面から考えます。

授業は基本的には講義形式で行います。授業の前半は地震被害について各自が認識することから始まります。
次に、都市計画の観点から災害に強い街づくりについて学びます。
後半は、建物の耐震設計が、どのような進化を続けてきたかを学びます。


東日本大震災の概要紹介
我が国の地震被害を語るときに、東日本大震災の惨状を避けるわけにはいきません。


地震による建物被害の分析
地震による建物の被害を詳細に見てみると、建物が建設された年代が新しくなるごとに建物被害が減少していく様子がわかります。地震で建物が倒壊してしまうと、中にいる人々に重大な結果を及ぼすばかりでなく、避難路を塞ぐなど深刻な影響があります。古い建物の耐震診断、耐震補強が必要な理由がわかります。


地震による火事のお話
地震の後、発生する火事についての説明をしています。関東大震災と阪神淡路大震災の際の火元と震度の関係を示しています。地震の揺れが大きかった地域で火災が発生する傾向が見られます。


地震と火事のお話(その2)
さらに、鎮火できたかどうかを分析しています。建物が倒壊していると鎮火がとてもむずかしいことがわかります。このように、建物を地震に対して壊れないように作ることが火災を防ぐためにも重要であることがわかります。