Step3
Step3では、いままでに身につけた技術を用いて、橋の設計を行います。対象地は下の写真のような場所です。実際に見に行くことをお薦めします。

Step3の課題
以下に定めた条件の範囲で、橋をデザインしなさい。
- 橋を架ける場所を図に示します。(例えば、下の図の黄色い線 のように橋を架ける。)
- 国土地理院の地図で寸法が分かります。

- 歩道橋とする。
- 橋の幅員は3m以上とする。
- 中央のスパンは、20m以上とする。河川内に橋脚を立ててはならない。
- 橋は、河川を斜めに横断しても良い。
- 桁下空間の余裕をとること(下図を参照)。桁下空間の条件を満たせばどのような橋でもかまわない。

- 敷地も軽くモデリングすること。平面形状は、国土地理院の地図によること。高さ方向の寸法は、現場を見るか、Googleストリートビュー等を見て目分量で決めること(自分の背丈などを参考とする)。
- 歩行者にとって利用しやすい橋とすること。
- 橋から船着き場まで、スムーズに歩けるようにすること。
- 美しい橋とすること。
- 必要であれば、周囲の敷地を買収してもかまわない。
- 河川沿いの道路の機能を損なわないこと。
プラスα課題
- 静止画をTwilightLenderでレンダリングして提出。ライトを追加し、水面の反射を設定すること。
静止画を書き出す
- 橋のパース2枚をJPEG形式に書き出す。
- 原則として、2点透視のパースとすること。ただし、極端に上向きや下向きの場合は、この限りではない。
- 添付する画像の幅を2000ピクセルとすること。
動画書出し、編集する
- SketchUpからアニメーションを書き出す
- 書き出した複数のアニメーションを編集して動画を書き出す
- 動画の長さは1分以上3分以内とする。
- YouTubeに適当なアカウントを作成して公開する。限定公開でも構わない。
動画の編集についてはこちらをご覧下さい。
提出物
- モデリングしたSketchUpのファイル(.skpファイル)
- パースの視点を、シーンとして保存しておくこと。シーンには分かりやすい名前を付けておくこと
- ファイル名は半角数字で、学籍番号+ハイフン+数字 (例:1230789-1.skp)とすること。間違って提出した場合は、最後の数字を増やして追加提出すること。
- 橋のパース2枚
- ファイル名は半角数字で、学籍番号+ハイフン+数字 (例:1230789-1.jpgと、1230789-2.jpg)とすること。間違って提出した場合は、最後の数字を増やして追加提出すること。
- YouTubeに公開した動画のURL(http://www......)
提出先
- .skpファイルと.jpgファイルはGoogleドライブに保存して、共有リンクをSlackに投稿すること。
- 動画はYouTubeに公開(限定公開)し、共有リンクをSlackに投稿すること。
- 共有リンクの投稿先は、静止画と動画をそれぞれ
Slackの#step3静止画チャンネル
Slackの#step3動画チャンネル
まで。
上記のリンクでSlackをブラウザで開くと、「困った時はここで相談」チャンネルが開く場合があるので、注意してください。
Evaluation
評価項目 | CADの腕前(高い技術力が分かるようなモデリング、レンダリングをしましょう) 橋の美しさとオリジナリティー(オリジナリティーについては、明らかに他の学生のコピー、モノマネでなければ結構です。雑誌の写真や、実際の橋の真似をすることは、問題ありません。) 橋の構造的合理性 設計条件を満たしているか 課題の指示に従っているか |
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AA~Fの評価基準 | AA 期待を超えて優れた出来映え。 A 評価項目全てについて、しっかりと仕上がっており、欠点がほとんどない。 B やや欠点が有るが、頑張っている部分もある。 C 堅実だが、冴えもない普通の仕上がり。 F とにかく出しましたという感じ。この時点で成績「不可」確定で履修終了 |