第三部 スイス紀行

(1)「致命傷を利点に変えてきた国」

(2)「高速バスが走っていない国」

(3)「バスの方が便利でも鉄道にこだわる国」

(4)15年前から各駅停車はバス代行に移行」

(5)「なぜクルマを締め出すことができたのか」

(6)「セメント消費が減らない国」

(7)「セメントメーカーの存在感」

(8)「コンクリート製防音壁」

(9)「ガラスの透明な屋根や壁は美しいか」

(10)「美しい透明屋根はスイスにあった」

(11)「丸みを帯びたコンクリート屋根は美しい?」

(12)「構造物から見る美しい造形の前提条件」

(13)一番多い駅のホーム天井は木製

(14)「自国と異なる海外のインフラ観察の意義」

(15)「頂上では貨車が観光客をお出迎え」

(16)「長大トンネルは鉄道に任せて安心」

(17)「スイスの価値はトンネルにあり」

(18)「これからのアルプス越え」

(19)「基底トンネル建設の本当の目的」

(20)「アルプス越えのもう一本の新ルート」

 (21)「高速によらない高速化」

 (22)「一度に集めて一度に散らす」

 (23)「ツェルマット手前の大駐車場」

(24)「駐車場は駅前にあらず」

(25)新しく見える駅前広場の下には何がある?

(26)交通だけではない駅前集中

(27)頻発する自然災害と足りない農地

(28)総発電量の6割弱が水力

(29)CO2をほとんど発生しないスイスの電気

(30)スイスのインフラの本質

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