Form-Zのパースに人物を合成する


まず、下図のような人の写真をInternetで手に入れます。

 

  1. http://www.data-station.com/に行き、ユーザ登録します。
    ここでは、無料でいろいろなデータが手に入ります。

    ユーザ登録がすんだら、ログインし、2Dビジュアルデータのダウンロード画面から人物を選びます。
     
  2. 適当な人物を選ぶと、下図のような画面が現れるので、TIFファイルをダウンロードします。
    Zドライブの適当な場所に保存しておきます。

     
  3. ダウンロードした画像をMS photo editor などで開いて、画像のサイズ(画素数)を確認します。
    ここでは、158*328ピクセルでした。
     
  4. From-Zで、セグメントツールと柱体の作成を指示し、ぺらの1枚板を作成します。

     
  5. 寸法は、高さが人の背の高さ程度(ここでは1600としました)、幅はダウンロードしたTIFファイルの比率に合わせて決めます。
    ここでは画像のサイズが158*328で約1:2の比率なので、1600の半分の800としました。

     
  6. 新しい質感を作成します。
    「カラー」を「画像マッピング」にします。
    「透明」を「透過マッピング」にします。
    それぞれオプションをクリックします。

     
  7. カラーのオプションでは、ロードボタンをクリックして、先ほどダウンロードしたTIFファイルを選択します。

     
  8. 透過のオプションでは、まず「カラー属性と合わせる」というボタンをクリックすると、先ほどと同じ画像が読み込まれます。
    次に、「アルファチャンネルを使用」をチェックしてください。

     
  9. 質感の設定が出来たら、COLORツールで、オブジェクトに質感を適用します。
     
  10. TEXMAPツールで、オブジェクトをクリックします。

     
  11. ダイアログボックスの中程のポップアップメニューからタイリングを選びます。

     
  12. タイリングの様子が分かります。

     
  13. レンダリングしてみると、面白いです。

     
  14. 図のように設定します。

     
  15. レンダリングしてみると今度は上手くいきます。OKします。

     
  16. レンダーゾーンのオプションで、Z-バッファかレイトレーシングを選びます。
    テクスチャマッピングと透明度をチェックします。

     
  17. 上手くいきました。

     
  18. 床を作成してみると、人の周りが透明になっているのが分かります。


     
  19. オブジェクトを横から見ると、薄っぺらであることがばれてしまいます。
    レンダリングする視点の方に、オブジェクトを向ける必要があります。

これで終わりです。


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