建築・都市デザイン専攻は、ソフト・ハード両面から建築と環境をデザインし、「心豊かな未来社会」を実現する建設系の新しい専攻です

建築・都市デザイン専攻は、これまでの大学教育では専門分化されていた「建築学」「土木工学」「都市工学」「人文・社会」の4分野を統合・発展させた、全く新しいコンセプトに基づく建設系の専攻です。
建築・都市デザイン専攻では、人々が心豊かに暮らしていくための建築や環境、生活のシステムなどをデザインしています。社会のあり方を深く考え、人と自然との調和・共生、さらには貧困・飢餓・資源問題など地球規模の課題に正面から向き合いながら、よりよい未来社会を築くための方法を探っていくことが、建築・都市デザイン専攻の目的です。

01 建築・土木、都市計画・環境学を総合的に学ぶ

建築・都市デザイン専攻では、建築と土木の両方を学ぶことができます。現在、大学では一般的に、建築と土木は全く別々に教えられています。単に建物や土木構造物を建設していればよい時代は終わりました。社会が複雑化している今、求められているのは、安全・安心、そして心豊かな暮らしを実現するとめに、建築と土木を一体的な学び、さらに都市工学や環境学などの知識も身につけた総合的人材です。
 

02 建設マネジメントを本格的に学ぶ

 建築・都市デザイン専攻は、「建設マネジメント」を本格的に学ぶことのできる、日本で数少ない学科です。欧米では公共事業を行う際、発注者(国・自治体)と受注者(建設会社)に、工事計画や価格の妥当性を客観的に評価する建設マネジメントの専門家を加えた「3者構造」をとるのが常識です。構造改革や公共工事のあり方が問われている日本でも、建設マネジメントに携わる人材の必要性が急速に高まっています。
 

03 社会で、世界で実践的に学ぶ 

建築・都市デザイン専攻の教員は、それぞれ世界最先端の技術や実績わ持ったプロフェッショナルが揃っています。世界に広がるネットワークを生かし、学生たちに国際会議への参加・研究発表、海外での研究活動や留学などの機会を数多く提供しています。
さらに建築・都市デザイン専攻では、実社会での実践の場を数多く用意しています。学生の設計がコンペで採用され、実際の建物としてカタチになることも珍しくありません。

「建設マネジメント」「都市計画」「建築デザイン」の基礎を学び、3つの履修モデルコースで専門性を深める

建築・都市デザイン専攻ではまず、成長社会から成熟社会へと転換した日本。効率的な社会資本整備や地域計画を立案・実施するために欠かせない「建設マネジメント」を中心に、実習も交えながらしっかりと学びます。
 
その上で
 
● 社会システム計画重視のモデル
● デザイン重視のモデル
● 設計重視のモデル
 
から自分に最もふさわしいモデルを選び、より高い専門性を身につけていきます。


 

1級建築士、2級建築士
(建築設計に必須の資格)

受験要件

システム工学群において所定の単位を取得・卒業後、1級建築士は最短2年(最長4年)、2級建築士は最短0年(最長2年)の実務経験を経ることにより、受験資格を得ることができます。なお、所定の科目の単位を取得すれば大学院在籍も実務経験と見なされます。
 

測量士補
(建築・土木の設計や施工に重要な資格)

受験要件

指定された科目の単位を取得して卒業することにより、申請すれば測量士補の資格を得ることができます。さらに実務経験の後試験に合格すれば測量士の資格を得ることができます。
 

土木施工管理技士(1級、2級)
(土木の施工管理に必須の資格)

受験要件

受験には所定の実務経験が必要ですが、国土交通省が認定した指定学科と、それ以外の学科では必要実務経験年数に差があり、指定学科卒業生の方が有利となります。システム工学群は指定学科です。指定された科目の単位を取得して卒業することが必要です。
 

建築施工管理技士(1級、2級)
(建築の施工管理に必須の資格)

受験要件

受験には所定の実務経験が必要ですが、国土交通省が認定した指定学科と、それ以外の学科では必要実務経験年数に差があり、指定学科卒業生の方が有利となります。システム工学群は指定学科です。指定された科目の単位を取得して卒業することが必要です。
 



 
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