国土情報処理工学研究室 
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Research
+ 衛星画像幾何補正のための基準点データベース構築 +
従来、衛星画像の幾何補正時の基準点は数値地図や紙地図等のデータが広く用いられていました。 現在では衛星画像の高分解能化が進み、上記基準点データでの幾何補正では必ずしも十分であるとは限りません。 そこで、本研究室では衛星画像から判読できる基準点データベースを作成し、Web公開を行っています。 基準点は、測量用GPS受信機により現地観測を行って取得したデータです。
基準点データベースはここから
+ 高分解能衛星画像からの三次元計測手法の開発 +
2006年に人工衛星ALOSの運用が開始されました。 ALOSには2つの光学センサと1つのレーダーセンサが搭載されています。 その中の光学センサである、PRISMセンサは三方向視の画像をほぼ同時刻に撮影することが出来ます。 また、分解能が2.5mと高いため高精度、高密度グリッドの三次元データを作成することが期待されています。 本研究室では現在、変化解析・幾何補正に十分な精度の三次元データの作成を行っています。
+ 地すべり調査 +
本研究室では高知県仁淀川町長者地区の長者地すべりの対象ちした観測を年2回行っています。 本研究室では地上型LiDARを地すべり地に設置し、観測を行っています。 地上型LiDARは広域高精度の3次元データを取得することができ、地すべりの面的変位抽出に期待ができます。 本研究室では広域高精度の地盤災害監視システムの構築を目指しています。 また地すべり地に基準点を設置し、トータルステーションを用いた観測も行っています。
+ 植生調査 +
本研究室では衛星画像を用いた土地被覆分類図の作成を行っています。 山間部では針葉樹、広葉樹、ササ類など詳細な植生分類を行っています。 分類結果の検証を行うために、四国内の標高1000m以上の山を対象に植生調査を行っています。 現地で東西南北天頂の写真を撮り、GPSの座標と周囲の植生を記録しています。 また植生データベースを作成し、Web公開を行っています。
 
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