-電子地図とは-


デジタル

 電子地図の電子とはデジタルという意味です。デジタルとはコンピューターが認識できる信号で、0と1しかありません。すなわち、コンピューター上の文章も画像も音声も全て0と1の二進法で組み合わせで表されています。ですから、電子地図も0と1の記号でコンピューター内で処理されています。

 

デジタルデータのメリット

 現在、パソコンやインターネットの飛躍的な普及によって、あらゆる情報がデジタル化され、処理や管理がなされる時代となっています。それは地図も同様です。地図を実用や研究に利用できるようにデジタル化するには、単純にスキャナーで取込むだけは無理ですが、いったんデジタル化されれば極めて有効に利用できます。そもそもデジタル化することでどのようなメリットが生まれるのでしょうか。

   ・複製が容易

   ・流通が容易

   ・データの検索が容易

   ・保管スペースが小さい

   ・劣化しない             

   etc....

 

電子地図のメリット

 デジタル化された地図は、紙では持たすことのできない情報を組み込むことが可能になります。つまり、電子地図を見るソフトに様々な機能を持たすことによって、我々の要求を満たした使い方ができます。具体的なところでは、カーナビゲーションの背景図などがそうです。

   ・地図に境界がない

   ・拡大縮小ができる

   ・立体表示ができる

   ・正確な距離がわかる

   ・様々な機能を追加できる

   etc....

 

 

電子地図の例

 下の図は電子地図を扱っている画面です。このように、電子地図に組み込まれている位置情報や高さの情報などを元にして、リアルな3次元表示や、自由な縮尺表示、詳細な情報の検索が可能になります。

電子地図の利用状況へ進む