1.画像の読み込み


拡張子の説明

 

 ERMapper6.2では(明確にはVer.6.0以上)多くのフォーマットのデータを表示できるようになった。表示できる形フォーマットは、下記の表に示す(示していないものにおいてはわかり次第記述する)。

alg
ER Mapper Algorithm

ER Mapperの作業過程(アルゴリズム)を保存するファーマット

ers
ER Mapper Raster Dataset

ER Mapperの画像フォーマット。しかし実際にはメタデータだけ保存されている 同じ保存名のRAWファイルがある。しかし保存形態はBILである

erv
Vector Map

ER Mapperで作成したベクターデータを保存するためのフォーマット

hdr
ESRI BIL and GeoSPOT

BILファイル情報

bmp
Windows BMP

Windowsで画像を表示するために作られたフォーマット 圧縮ほとんどなし

dat
RESTEC/NASDA CEOS

dop
USGS Digital Ortho Quad  

ecw
ER Mapper Compressd Images

tif
GEOTIFF,TIFF 

TIFフォーマット。可逆圧縮可能

jpg
JPEG

JPEG。不可逆圧縮。ぼけているためRSに不向き

hdf
hdf
メタデータや画像データなどの様々なデータファイルがひとつにまとまっている。オリジナルのデータは大抵この形式

 

 Ver.5.0(現在Sunで使用中)では難しかった画像フォーマット(bmp、tiff、jpg)の表示が容易になっている。しかし、これらのデータには座標などのメタデータが含まれていない。かつ、それらの情報を同フォーマット上に保存することは出来ない(GEO_TIFFを除く)。よって、画像にメタデータを与えた場合、保存する際には注意が必要である。 画像の保存においては、5章で説明する。

 


画像の開き方

 

 ERMapper6.2を最初に起動させると下記のような画面ウィンドウが表示される。

画像を取り込む場合の手順は、最初に「File」-「Open」と選択する。

「Open」を選択すると、下記のようなウィンドウが表示される。ここで、解析したいデータファイルを選択する。

ハードディスクのドライブは「Volumes」を選択しなければ変える事ができないので注意する事。

また、選択フォルダを探す際、上にあがったり下がったりするには左の矢印ボタンを押す。新しいフォルダの開きたいファイルを選択する。

 

 

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