Camera Calibrator

市販の写真測量用ソフト(PhotoModeler Pro.)を用いた、キャリブレーション方法について説明する。

1.必要なモノ
・Calibrateカメラ	・Camera Calibratorソフト(PhotoModeler Pro.)
・プロジェクター	・Camera Calibrate用スライドフィルム
・三脚		・メジャー
・A4用紙(テープ)
2.求まるモノ
・焦点距離		・CCDフォーマットサイズ
・CCD中心点	・歪み
3.テストパターンの投影・撮影の注意点
 プロジェクターを用い、Camera Calibrate用スライドフィルムを壁へ投影し、Calibrateカメラ
にて撮影する。この時、なるべく以下の条件で行うこと。
 -広い部屋であること。
 -白く模様が無く、平らな壁であること。
 -長方形に投影する。(|A-B|<A/40、|C-D|<C/40となるように)
 -テストパターンの4つのコーナーを写真に撮影すること。
 -テストパターンがカメラのビューファインダーいっぱいに広がっていること。
 -フラッシュは使用しないこと。
 -写真の中央だけでなく隅の方までピントが合っていること。
 -写真のコントラストがはっきりしていること。白と黒のパターンの上に影が写っていないこと。
 -実際に撮影で使用するのと同じ設定で撮影すること。
4.カメラの撮影位置
 撮影は6以上8方向から行う必要がある。
 -左斜め上	-右斜め上
 -左中央		-右中央
 -左中央の縦位置	-右中央の縦位置
 -左斜め下	-右斜め下
5.実寸の測定
 メジャーを使い、座標1と座標4の距離を測る。座標1から座標4の距離を測った後、念のため
に座標4から座標1の距離も測っておく。
 *隣接する三角形の中心点を取ること。
6.A4用紙の撮影
 A4用紙を平行に貼り、撮影する。この時、テストパターンを撮影した時と同様の条件下で行う
こと。撮影終了後、カメラ(画像生成面:レンズの根元付近)からA4用紙までの距離を測る。
7.PhotoModeler Pro.による解析
 PhotoModeler Pro.を立ち上げ、手順に従って行う。
8.キャリブレーション フロー