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Lesson3では、いままでに身につけたCADの技術を用いて、橋の設計を行い
ます。11月5日の講義で、設計対象地の平面図を配布します。対象地は下の写 真のような場所です。実際に見に行くことをお薦めします。

Assignment3(CADを利用して自分のイメージを形にする
- 以下に定めた条件の範囲で、橋をデザインして下さい。
- 橋を架ける場所は、配布図面に記載。
例えば、下の図の黄色い線 のように橋を架ける。

- 歩道橋とする。
- 橋の幅員は3m以上とする。
- 中央のスパンは、20m以上とする。河川内に橋脚を立ててはならない。
- 橋は、河川を斜めに横断しても良い。
- 桁下空間の余裕をとること(下図を参照)。
桁下の余裕をとるために、2つの方法の内1つを選択すること。
一つは、太鼓橋や、道路を横断する歩道橋のような橋とすることであり、もう一つは、跳開橋とすることである。これ以外の形式の橋であっても、桁下空間の条件を満たせばどのようなものでもかまわない。

- 敷地も軽くモデリングすること。平面形状は、配布した図面によること。高さ方向の寸法は、現場を見て目分量で決めること(自分の背丈などを参考とする)。
- 歩行者にとって利用しやすい橋とすること。
- 橋から船着き場まで、スムーズに歩けるようにすること。
- 美しい橋とすること。
- 必要であれば、周囲の敷地を買収してもかまわない。
- 河川沿いの道路の機能を損なわないこと。
- 提出物
- 橋のパースを2点BBSに提出して下さい。跳開橋の場合は、パースの1つは橋が開いた状態、もう一つは閉じた状態としてくださ
い。
- モデリングデータ(FormZファイル)を提出して下さい。
- 参考文献
- 重山の部屋に橋梁関連の図書があるので、参考となるかもしれません。島、藤澤先生のところにもあるでしょう。
- 締め切りは、11月22日20:00とします。
Evaluation
- 配点
- 設計条件を満たしているか 20点(a)
FormZデータを見て判断します。
- CADの腕前 60点 (b)
FormZデータとパースを見て判断します。
- 橋の美しさ 10点(c)
パースを見て判断します。
- 橋の構造的合理性 10点(d)
FormZデータとパースを見て判断します。
- オリジナリティー 10点(e)
明らかに他の学生のコピー、モノマネでなければ結構です。雑誌の写真や、実際の橋の真似をすることは、問題ありません。
- 成績={(a)+(b)+(c)+(d)}×(e)/10
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