
担当:木多教授
2 年⽣の「建築計画」は講義を中⼼とした授業です。建築家・設計者として必要なスキルは⼤きく3つ、分析⼒(特徴を抽出する能⼒) 、描画⼒(わかりやすく⽅向性を描く能⼒)と物語⼒(ポイントを繋げてストーリーとして話す能⼒) があって、そのどれも建築の専⾨⽤語、あるいは建築計画で使われる際の単語のニュアンスを理解していることが⼤前提です。ですからこの授業は、 建築初学者の 2 年⽣に、まず⾔葉を理論と共に説明してそれを使いこなせる様になる講義と課題で構成されています。

カリキュラムの前半は、建築計画総論と呼ばれる内容で、すべての建物タイプに共通する地理的環境との関係や、⼈間の知覚と⾏動特性、 さらに⼈体⼨法と空間⼨法の決め⽅などについて説明します。
後半は、 建築計画各論で、 建物タイプ別に住宅や教育・⽂化施設、オフィスの計画の考え⽅と⽤語を、具体的な図⾯や模型を⽰しながら説明します。