第十四回 測量コンテスト

2019年9月8日 於:高知工科大学

 
    1. 後援

    2. 国土交通省 四国地方整備局

    3. 国土交通省 国土地理院 四国地方測量部

    4. 日本測量協会 四国支部

    5. 各地区 測量設計業協会

部門優勝

    高知工業高等学校 team ks   

技能賞

   京都工学院高等学校 シビルクラブ チーム H

精密機器部門

自作機器部門

総合優勝賞

   高知工科大学 鶴瓶

敢闘賞

   伊予農業高等学校 Aチーム

今回のコンテストにおける最確値  52100 m^2

今回のターゲット
    1. 審査員

    2. 東京大学 名誉教授 村井俊治

    3. 国土地理院 四国地方測量部 阿久津修

    4. 測量技術センター 四国支所長 後藤清

今回からドローン部門を設けました.既に測量業でもドローンが積極的に利用されているからです.


今回は,精密機器部門8チーム,自作機器部門4チーム,ドローン部門3チームでの戦いでした.今年は,愛媛から伊予農業高校からの参加もあり,賑やかに行われました.


今回のテーマは,シンボルタワーに設置されている楕円形の面積を測るというものです.今回初めて曲線内部の面積を測ってもらいました.楕円の面積は,長径aと短径bの長さからπabという式で求まりますが,各チーム趣向を凝らした方法で挑んでいました.


精密機器部門では,普段非常に高い精度で測れていたのですが,今回は面積ということもあり,各チームが測量した結果の差が大きく,コンテストにおける最確値を求めるのに非常に苦労しました.結果は,高知工業高等学校のチームksが最も精度が良いものとなりました..


自作機器部門では,伊予農業高等学校のチームが,非常にユニークな機材を作成して臨んでくれました.右の写真の上二つがそれに相当します.高知工科大学のチームは,望遠鏡にデジカメを取り付けてピクセルの数をカウントすることで面積を求めていました.結果的にこの方法は,精密機器に迫る高い精度が得られ,総合優勝を受賞しました.


ドローン部門では,各チーム手慣れた様子でドローンを操作していました.計算はコンピュータを使って画像処理を行うため,演算時間がかかって苦労していたようですが,京都工学院高校のシビルクラブGチームが部門優勝を果たしました.


審査員の先生方からは,「ユニークな自作機器に加えてドローン部門も始まり,面白くなってきた.今回は,面積を測るという新しい課題に対して,デジタルカメラの画素を測ることで,精密機器と同等の精度が得られる時代となった.今後も新しい手法で臨んでほしい」とコメントしてくださいました.


次回は,同じような課題を設定しようと考えています.個性豊かなチームの出場を願っています.

    1. 共催

    2. 高知県建設系教育協議会

楕円の面積を測る

ドローン部門

部門優勝

   京都工学院高等学校 シビルクラブ チーム G

奨励賞

   高知工科大学 spark