受講にあたっての留意点
- リモートセンシングは通常の大学では,大学院にて開講される(東京大学).
- リモートセンシングの開講の前に測量学が開講されているのが普通.
- 実習を含めて測量関係の単位に8単位以上設けられている大学が多い.
- 本講義では測量の本質に重点を置き,時代の変化に対応できる人材を育成する.
- リモートセンシングは,物体の位置を決定するとともに,物体の判読をも含めた計測技術である.
- 現在リモートセンシングが,測量分野に広がりつつあり,今後極めて重要な学問領域となる.
- 測量士を目指すものへ
- 測量士補資格に必要な単位
- リモセン,都市計画,システム解析,まちづくり入門(地区計画),国土計画,情報3,情報4,空間情報学(測量実習)
- 測量士補取得後実務経験を経て測量士の試験を受ける
- 但し,今後将来測量士の位置付けは大きく変わるであろう.
本講義に対する理解を得やすくするには?
- 地学(天文),数学(幾何・統計),物理(電磁波)についての基礎知識があれば非常に理解しやすい.
- 教科書・参考書について
- 本講義において最適と思われる参考書はない.
- 講義資料はWWW上に掲載するので参考にすること.
- 部分的に参考となる図書を以下に挙げる.
- 恒星社「天文計算入門」長谷川一郎著
- 地人書館「天体の位置計算」長沢工著
- 日本測量協会「図解リモートセンシング」日本リモートセンシング研究会編
- 日本測量協会「イメージセンシング」動体計測研究会編
- 東京大学出版会「画像解析ハンドブック」高木幹雄・下田陽久監修
- その他,測量に関する書籍
単位の認定
- 課題点: 最高40点(1回3点)
- 試験点: 最高60点