空間解析
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演習課題
土佐山田周辺の対象地域における各施設のポイントデータを集約したものが,下のファイルです。
このファイルには,10種類のシェープファイルが納められています.
0.公共機関:Admin(1市役所,2警察署,3消防署,4その他,図書館,美術館等)
1.金融機関:Bank(1銀行,2郵便局,3ATM,4その他)
2.教育機関:Education(1幼稚園・保育園,2小学校,3中学校,4高校,5大学,6その他)
3.公園:Park(1小規模,2中規模,3大規模)
4. 寺社仏閣:Temple(1寺院,2神社,3その他)
5. 医療機関:Hospital(1総合,2内科,3外科,4眼科,5歯科,6整形外科,7その他)
6. 食料品店:Market(1スーパー,2コンビニ,3ドラッグストア,4酒屋,5八百屋,6その他)
7. 飲食店:Restaurant(1食堂,2喫茶店,3パン屋,4居酒屋,5その他)
8. 生活用品店:Goods(1ホームセンター,2衣服,3靴,4その他)
9. 遊技場:Entertainment(1ゲームセンター,2カラオケ,3ゴルフ場,4パチンコ,5その他)
これらのデータをGIS上にプロットし,解りやすいスタイルに変更しましょう。
自宅の位置を中心に半径500m内にある医療機関の数と,半径1000m内にある飲食店の数を空間検索により求めます.
このとき,自宅の位置データは,シェープファイルである必要があります.これまでのデータは,KMLでした.そこで,自宅のポイントデータを新たに作成してください.「CRSの指定」は, 投影座標系:JGD2000 / Japan Plane Rectangular CS IVです.
次に「ベクタ」メニューの「空間演算ツール」に,「バッファ」という項目がありますからこれを開くと,右のウィンドウが開きます.
「ベクタレイヤーの入力」には,自宅のポイントデータのファイルを指定し,「バッファ距離」を入力します.作成するバッファポリゴンのファイル名は,「出力Shapefile」で指定します.ここでは,500mバッファポリゴンの名前として「buffer500.shp」を指定しています.
「中の地物を選択する」には,検索する対象物のレイヤーを選択します.「交差する地物が中にある」には,バッファポリゴンのレイヤーを選択します.その後,OKボタンを押せば,ポリゴン内の地物が選択されます.選択された地物は,下の図のように画面右下に何個選択されたかが表示されます.また,レイヤーの属性テーブルを開くと,選択された地物がハイライトされていますので,すぐに分かります.
さらに応用問題として,国道195号線から100m以内に住んでいる学生数を求めて下さい.道路の属性情報から国道195号線のみを検索し,その検索でヒットしたものすべてを選択します.その選択された地物を使ってバッファポリゴンを作成すれば,うまく行くはずです.
空間検索の対象は,バッファポリゴンだけでなく,普通のポリゴンデータでも可能です.例えば,都市計画の用途地域である「第一種居住地域」に設定している学生数をカウントしてみて下さい.
課題送信先メールアドレス: mstakagi@ugs.kochi-tech.ac.jp
Subject:GIS演習13
Contents:
○○先生,
○○専攻 ○年 ○○○○です.
地理情報システムの演習課題13について回答します.
学籍番号, 自宅から半径500m内にある医療機関の数,
自宅から半径1000m内にある飲食店の数,
国道195号線から100m内に住んでいる学生数
<署名>
締め切り:7月24日12時00分
締め切りを過ぎての提出,課題の不備については,減点となります.