統計量計算


  1. Excelは,セル内で平均や標準偏差などの統計量を求めるだけでなく,分析ツールを使えばヒストグラムを作ったり,尖度・歪度等も求めることができる.
  2. なお,分析ツールを使うには,[ツール]メニュー内の[アドイン]をクリックし,[分析ツール]のチェックボックスにマークをしておかなければならない.


セル内での統計量の計算

  1. ベクトル計算で関数を用いたが,統計に関する関数もサポートされている.関数の使い方は,ベクトル計算で述べているので,ここでは省略する.本講義の課題において利用する関数を以下に示す.
    • 最小値の抽出 MIN()
    • 平均値の計算 AVERAGE()
    • 最大値の抽出 MAX()
    • 標準偏差の計算 STDEV()
    • 合計値の計算 SUM()


分析ツールを用いた統計量の計算

  1. 分析ツールを用いれば,セルごとに各統計値を計算ささなくても,一発で種々の統計値が出力される.ここではその方法を解説する.
  2. 下図に示したように,列方向に対象データが入力されていたとする.
  3. [ツール]メニュー内の[分析ツール]をクリックし,分析ツールのメニューを表示する.
  4. 次に,[分析ツール]メニューの中から基本統計量をクリックし,[OK]ボタンをクリックする(下図参照).
  5. 次に,データの範囲等の必要なパラメータを設定する(下図参照).
    • 入力範囲: 統計量を求めたいデータの範囲を指す.
    • 出力先:  統計量の結果が出力される場所(左上).
    • 統計情報を計算するので,該当するボックスをチェックする.
  6. パラメータ設定後,[OK]ボタンをクリックすれば,統計量が出力される(下図参照).


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