分類手法


  1. エクセルには,基本的に分類する機能を持っていないので,if関数を用いて,データごとに分類することになる.
  2. if関数の使い方は,以下のとおり.
    • =IF(式,式が真のときの値,式が偽のときの値)
  3. 例えば0〜30の値の範囲を示すデータにおいて,15未満のものが1という分類,15以上のものが0という分類になるとしよう.このときは,if関数は,次のような式となる(下図参照).
    • =IF(セルの値<15,1,0)
  4. この式を全てのデータについて適用すれば全ての分類結果が得られる.
  5. 次に,分類結果をまとめる必要がある.つまり,1に分類されたデータのグループと,0に分類されたデータのグループとに分ける必要がある.それは,分類結果ごとのデータの特徴を統計量などで調べることが多いからである.
  6. これを実現するために,エクセルでは,データの並べ換え(ソート)が役に立つ.
  7. 並べ換えには,まず対象となるデータの領域をマウスで選択し,[データ]メニューの中の[ 並べ換え]をクリックする.すると,並べ換え用の窓が開く.並べ換えのキーとなる項目を選び[OK]をクリックすると実行される(下図参照).


[Back] [Home]