国土情報処理工学

2016.5.13

国土情報処理工学は、大学院授業です。人工衛星による計測や画像処理、地理情報システムの基礎を学びます。

今回のテーマは、画像処理。現在パソコンを使えば、誰でも画像処理ができる時代です。この授業では画像処理において、コンピュータのなかでどのような演算がなされているのかを理解します。

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色って何でしょう?仏教の世界では色即是空という言葉もあるとおり、非常に奥深いものです。人間が見ている世界は、極限られた範囲の可視光と呼ばれる波長帯域です。光と物質の相互作用について知ると、自然の発する色に感動することができます。

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人工衛星画像

人工衛星は、目に見えない赤外線の光も計測しています。赤外線での計測がなぜ重要なのか、どのように利用するのかを解説します。

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教科書の活用

教科書は、必要最小限のことが書かれているに過ぎません。授業では歴史を含む画像処理にまつわる多くの話題が出てきます。

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授業の最後は演習課題

演習課題は、統計解析に関する問題が多いです。画像処理は、原画像の輝度の統計量をどのように変換するかがポイントになります。数学の基礎が解っていれば、難しいものではありません。