景観デザイン > 講義の概要

講義の目標

講義の目標は、以下の2点です。
 

  • 景観デザインとはどんなものかを知る
     風景を見る目、語る言葉を身に付ける
  • デザインの初歩的な技術を身につける
     図面、模型、スケッチ、プレゼンパネル

 
これを達成するために、この講義はLecture ClassとWorking Classに分かれています。Lecture Classでは景観デザインの基礎的な概念を学び、風景を見る目、語る言葉を養います。Working Classでは、図面やスケッチの描き方を学びます。また、Lecture Classで学んだ内容と合わせて、設計演習を行います。

課題の概要

Working Classでは、4つの課題があります。

  • 課題1 スケッチを描く(約6時間)
  • 課題2 図面を描く(約3時間)
  • 課題3 事例見学(約8時間)
  • 課題4 設計演習(約16時間)
  • 合計 約33時間(週末7回×5時間=35時間)

道具

各自、気に入ったものを購入して下さい。
 

トレーシングペーパー

幅が40cmぐらいのロールのもの。湯水のように使います。

製図用のペン

色々なメーカーから、色々な太さのものが販売されています。0.2, 0.3, 0.5, 1.0ぐらいが使いやすいでしょう。

水性サインペン

陰の黒ベタを塗り潰すときに、太めのサインペンがあると便利です。

色鉛筆

12色セット程度では使いものになりません。かといって、72色セットを買うと高いので、必要な色だけを画材屋さんで買うのがよいかもしれません。

マーカー

マーカーは発色が良く、大きな面積をさっと塗るのに便利ですが、高価なのであまりお薦めしません。お金に余裕がある人は、買って下さい。

三角定規

30cmぐらいのもの。エッジがインクがにじまないように加工されているものが便利です。

勾配定規

斜めの線を描くのに便利だけど、あまり使わないかも?

三角スケール

お馴染みのサンスケ。建築設計者必須。

巻き尺

2~5mもの。キーホルダーなどとして常に身に付けておくのが便利。

カッターナイフ

刃先が30度のものがおすすめ。普通に売っている刃先が60度のものより、格段に使いやすい。

カッティング定規

プラスチックなどの定規はカッターナイフで削れてしまうので、ステンレスの定規か、プラスチックのエッジに金属補強が付いているものがおすすめ。

カッターマット

A3サイズ以上がおすすめ。ホームセンターで薄いベニヤ板を買うとか、100円ショップでペラペラのまな板(小さいけど)を買うという手もあり。

張ってはがせるテープ

トレペと下絵の固定などに便利です。

各種テンプレート

丸やなどを描くのに便利。三角定規と同様にエッジがインクのにじまないような形のものがよいでしょう。あまり使わないかも。

成績評価

Working Classの課題3、4と、Lecture Classの質疑応答によって成績を評価します。

Lecture Classの評価

講義中の質疑応答や講義後の提出書類による質疑応答を評価します。質疑応答ごとにプラス評価を積算し、マイナスはしません。

Working Classの評価

課題1、2は初歩的なスキルであり、初心者と経験者の差が大きいので成績評価には含めません。
課題3、4はAA~Fに評価し、成績評価に反映します。

  • AA 成果品に、Lecture Classで学んだ知識や概念が適切かつ存分に反映されている。
      Working Classで充分な訓練を積み、優れた技術を身につけている。
  • A 成果品に、Lecture Classで学んだ知識や概念が適切に反映されている。
      Working Classで学んだ技術が、初心者としては充分なレベルに達している。
  • B+ AとBの中間
  • B 成果品に、Lecture Classで学んだ知識や概念が反映されているが未熟な点も見受けられる。
      Working Classで学んだ技術は、ややつたないが、努力の跡が見られる。
      成果品に、指導に従っていない部分がやや見受けられる。
  • C 成果品に、Lecture Classで学んだ知識や概念があまり反映されていない。
      Working Classで学んだ技術については、デザインの専門家になるには今後相当の努力を要する。
      成果品に、指導に従っていない部分が散見される。
      成果品に、簡単なミスが少数ある。
  • F 成果品に、Lecture Class、Working Classで学んだことがほとんど反映されていない。
      成果品に、指導に従っていない部分が多い。
      成果品に、簡単なミスが複数ある。

最終的な評価

  • AA Lecture Classの成績とWorking Classの2つの課題が、全てA以上かつAAが1つ以上。
  • A Lecture Classの成績とWorking Classの2つの課題が、全てB+以上。かつA,AAが2つ以上。
  • B Lecture Classの成績とWorking Classの2つの課題が、全てB以上。
  • C Lecture Classの成績とWorking Classの2つの課題が、全てC以上。
  • F Cに満たないもの。

各課題の提出における遅刻は、評価が下がります

  • 遅刻1回:最終的な成績の上限がBになる(AA、Aが取れなくなる)。
  • 遅刻2回:最終的な成績の上限がCになる。

採点の考えかた

  • 初心者向けの講義であり、履修者全員が単位を獲得することを望みます。
  • Working Classでは、初心者は下手なのが当然ですが、丁寧な作業が必須であり、投げやりで乱雑な成果は評価が下がります。
  • 成績評価基準の「簡単なミス」とは、簡単にできる指示が守られていない場合(用紙サイズ、紙の切断方法、レイアウトの垂直/水平、縮尺や方位の表記、図面タイトルの表記、氏名や学籍番号の表記、などなど)のことです。