舞の橋歩道橋

京王線南大沢駅と東京都立大学の間のペデ軸(歩行者通路)において、大学のエントランス部に設けられた橋である。建築家の大高氏のデザインによるペデ軸は、我が国で最も快適な公共空間の部類に入るといってもよいであろう。


小型ゴミ回収車の通行ができるように「橋全体を斜路にせよ」とする発注者の要求に反して、大学との間に階段を設けたのは「結界」を意識したためである。神社境内などの異質の空間と一般世界との間に、階段やタイコ橋など、肉体的な苦痛を伴う施設を設けるのを結界という。空間を分割することで魅力ある環境を作り出す作法である。


反面、ハンデキャップのある人々のためには楕円の斜路を設けた。福祉を強調したデザインである。構造上の特色は次のようになる。

図6 俯瞰景(click to enlarge)

図7 正面から (clidk to enlarge)

図8 斜路のループ(clidk to enlarge)

図9 桁裏のながめ(clidk to enlarge)